2022/11/12 23:13
こちらは東京のふるさと 秋川渓谷の景色です。
撮影は11月1日です。現在はどんどん色づき観光客で大変賑わっています。
今回撮影して新しい視点に気がつきました。
山の頂上が色づいている!
ということです。
東京の山では6:4の割合で人工林:天然林が共存しています。
人工林は主に杉とひのきです。
森暮ら商店で主に扱っている樹種はほぼ人工林なんです。
普段、山はみどり一色で見えますし、杉やひのきが多いから
そうなんだろうと思い込んでいました。
しかし、今年はっきりと山頂や中腹にも広葉樹(天然林として)が紅葉していることに気がつきました。
この地域に3年暮らしてようやくです。石の上にも3年とは言ったものです。
広葉樹が増えるといいことが多いです。
もちろん短所も存在しますが店主の視点はこうです。
広葉樹が増えることによって、森の動物の食糧が増える。
落ち葉やふんで土が豊かになる。森が肥える。微生物が活発になる。生態系が豊かになる。
保水能力向上によって、土砂災害、洪水の軽減が期待できる。
などなど言葉にするとまだまだありそうです。
人工林と天然林の割合が時間をかけて変わっていくには
簡単にいうと
杉やひのきを伐採し活用していくことが一番です。
なぜ森暮ら商店で国産のヒノキや杉の商品をお勧めしているか
なんとなく伝わったら嬉しいです。
美しく紅葉した東京の森を、今の子供たちがたくさん見れる未来を願っています。